2021年の夏、p5.js を使用したプログラミングの体験活動に学年全体で参加しました。そこでプログラミングに興味をもった2年生14名でチームを組み、さらなる作品づくりに挑戦しました。学校の目の前に位置する宇佐神宮の紹介を通して、地域の活性化に貢献できないかと考え、本校のインバウンドナビゲーターが英語で作成した「宇佐神宮おもてなしマップ」をもとに、プログラミングを用いてWeb版のマップを作成しました。学年全体で体験した際は動きをつけるところまで出来なかったので、今回のマップ作成では動きをつけて見る人が楽しめるような工夫を取り入れています。その過程で、国内の大学やカンボジアの日本語学校の学生さんがメンターとして協力してくださり、自分たちだけでは難しい箇所についてオンラインで助言をいただきながら作成を進めました。普段関わることのできない方々と交流する機会をもてたことで、プログラミングの技術向上だけでなく、コミュニケーションを楽しみながら取り組むことができ、私たちにとって大変貴重な体験となりました。コロナ禍の影響もあり、地域の方に向けて直接発表することはできませんでしたが、「未来の地球学校」の本番では作成したマップを動画にまとめてプレゼンテーションを行い、多くの方に見ていただくことができました。活動全体を通して、プログラミングの楽しさや仲間と協力してアイデアを出すことのおもしろさを味わい、1人ひとりにとって良い経験ができたと実感しています。
実証事例 Playful steAm Series